日本100名城とその城下町グルメ探訪ブログ

お城は美しい。世界的に見ても日本の城は美観はもとより当時の最高軍事施設として機能的故に惹きつけられる。殿様と同じ天守から城下を眺望できる現代、そう思うとこんな素晴らしいことはない!と思いませんか?

鳥取砂丘と風雲たけだ城、城崎温泉♨️

やっと過ごしやすくなってきた9月下旬、鳥取、京都、兵庫の城巡りをしてきました。

今回は同じ目的の城探訪部メンバー三人(写真掲載本人了承済)でgotoキャンペーンを利用しての旅です。あいにく、現地クーポンは適応前の時期でしたが、天気には恵まれ、旅日和でした。

鳥取城スタンプ設置の仁風閣は、「るろうに剣心」のロケ地でもあるそうで、資料館内に特設展示ブースもありました。

初めての鳥取県(米子には少しだけ通過したことはある)で、有名な鳥取砂丘に行かない手はありません。

展望台のゴンドラから砂丘に足を踏み入れ、ラクダに乗ってきました。

コビ砂漠で迷ったら途方に暮れるだろうなーと馬の背(砂丘の頂上)を徒歩で目指したときによぎったドアラボーイでした。勿論到達しました、大汗で笑

鳥取砂丘の食堂で、軽く喉を潤したあとは足早に一日目の宿泊地、城崎(きのさき)温泉に向かいます。各駅ローカル気動車に乗り、浜坂で一度乗り換えての到着です。

着いた頃は薄暮で、商店街も閑散としていました。

柳を従えた川沿いをそぞろ歩きで温泉地を楽しみます。今夜は部屋食の豪華版です!

翌朝も部屋での朝食を済まし、早出発です。

なんせメインの竹田城に登城するのですから。

豊岡で乗り換え、和田山駅で降ります。そこからは全担バスで竹田駅、さらに天空バスで城跡登山口まで、本丸跡へは徒歩で移動しました。

石垣など城址を見学しましたが、ここは雲海に浮かぶ城跡で有名な遺跡です。

見学は早々に切り上げ、次の目的地、福知山へと向かいます。

遅めのランチは福知山の焼肉店でホルモン定食を頬張りました。宿に荷物を置き、続100名城の福知山城を見学します。

この続編である「続100名城」はファンの熱望により三年前から始まっており、各所スタンプも設置されています。これは日本100選から漏れた、いわゆる101番目〜200番選の城です。ドアラボーイも近くを通ればちょいと寄ることは今までの旅中しておりました。

福知山城は[続]にしては(笑)立派な城で、売店では[続100名城]のスタンプ帳が販売(表紙は福知山城)しておりましたので、ついに購入してしまいました!!今日から俺は!続100名城スタート😁

ここ京都、福知山は明智光秀と縁深く、郷土資料館では大河ドラマ「麒麟がくる」のメンバーが出迎えてくれました🏯

夕飯は福知山名物?の地鶏の肩肉部位の「松葉焼」を炉端焼きで舌鼓をうち、宿の大浴場で煙を落として早々に翌日に備えます。

翌最終日は、またまた続編100名城の黒井城に向かいます。


城址は山の頂上でスタンプのみ観光協会でいただきました。

最後に向かったのが篠山城です。最寄りのJR篠山口駅では顔ハメパネルに歓迎されました。

神姫バスで二階町まで向かい、篠山城下は古き良き町並みになっております。早々に見学をし地元の食堂で乾杯で締めくくり。100名城3城、続100名城2城旅を巡り旅も終盤です。伊丹空港で肉まんを頬張り帰路についた城探訪部員達でした。

[番外編]

今回は羽田空港からアクセスのため、通勤ラッシュの苦手なドアラボーイは都内に前日入りしました。


京成立石駅前、ウチダで梅割ともつ焼きを堪能し、黒湯の銭湯で身を清め、デビットラーメンでシメ、旅の万全を期しましたとさ笑笑

北陸三県城巡りと和倉温泉♨️

まだまだ暑い9月初旬、JR東日本のえきねっとトクだねスペシャルを利用し、大宮から北陸新幹線で金沢まで向かいました。


東京⇄金沢の新幹線は5年前に開通したのですが、長野から先はほとんど割引されず、手が出ませんでした。が今回はスペシャルな50%引プラス北陸周遊券を購入し百名城を総さらいします。

(ちなみにこの割引は2020.8.20〜9.30の限定発売だったので、この時期に計画したのですが、のちに〜2021.3.31まで延期されました。)

到着し、金沢城下の近江町市場でランチします。同店は観光ガイド誌に掲載される有名店なので予約していきましたが、14時前という時間帯もあり、地元アイドル?が撮影していました。

金沢城に徒歩で向かいますが、炎天下でかなりの距離に感じます。観光案内所で休憩していたら、凍ったペットボトルをいただき生き返りました。ありがとうございました^_^

駅前の宿にバスで戻り、金沢おでんの黒百合と8番ラーメンというご当地チェーンで定番をいただきます。どてやきがあったり、車麩の吸ったおでんつゆの味といい、大阪文化を感じとることができます。

翌朝、サンダーバード10号で福井に向かいます。たったの一駅、42分で到着です。福井県は恐竜の骨が見つかり博物館もあるらしいですが、今回は駅前の顔ハメで勘弁しときました笑

福井駅から九頭竜線で一乗谷駅に向かいます。徒歩で朝倉氏遺跡資料館へ、スタンプ押印しすぐに「資料館前」バス停から京福バスに乗り込みます。

このバスの停まる「復原町並」で見学の予定だったのですが、次のバスの時間と距離を考え、引き返さず終点「永平寺」まで行ってしまおうと思い立ち、その通りに行動してしまいました。

思いつきで行動できるのは一人旅の最大のメリットです。町並はまた機会があったらレンタカーなどで訪れたいです!と結論付けました笑

永平寺は仏教曹洞宗の大本山です。あまり興味はなかったのですが、せっかくなので500円の入場券を購入し、見学しました。修行僧が200 人ほど生活しているそうです。

永平寺から丸岡城まで直通バスに乗ります。800円で約1時間、乗り甲斐があります。

丸岡城は現存12天守の一つですから450円を惜しまずもちろん入場します。セットの資料館が休館なのに、料金変わらずはガッカリです。

バスの時間に追われ、昼食を摂ってなかったので福井駅で調達したお弁当をしらさぎ7号の車内でいただきました。

金沢駅で能登のかがり火5号に乗り換え、和倉温泉駅に到着、宿の迎えは「タクシーに乗って下さい」とのことで指定の石川交通のタクシーに乗り込み宿に向かいました。(費用は宿持ちです)

宿に着くやいなや、貸切風呂がちょうど空いていると勧められ、入浴しました。DIYな感じの露天風呂で地酒を浮かべて能登の海を見ながらいただくのはまた格別でした。

今回の旅のお楽しみの宿ご飯は豪華でしたよーカニしゃぶ、蒸籠蒸し、お刺身などお酒に合う料理三昧です。苦手なものもなく大変美味しくいただきました^_^

翌朝は8時に出発し、隣駅の七尾城を目指します。

資料館まで30分おきに100円バスまりん号がでていますのでこれを利用します。資料館や城址が魅力的ならバスを遅らせじっくりと思っていましたが、30分後のバスで七尾駅に戻ります。

特急サンダーバード号で津幡まで 、乗り換え高岡駅に降ります。氷見線で一駅乗って高岡城址に徒歩で向かいます。資料館は無料で内容も面白いです。

金沢で食べてなかった回らない回転寿司でランチをいただきました。路面電車で高岡駅に戻る時夕立に降られますが濡れずに街並みを車窓から眺めます。


高岡駅前で富山ブラックラーメンと唐揚げを第二ランチとしていただきます。

高岡はドラえもんの作者、藤子不二雄が育った街だそうです。図書館でもドラえもんコーナーがあります。漫画も現代では作品として評価される文化になってきたのですね。富山まで移動し続百名城の富山城を路面電車車窓から眺めます。

雨もパラパラ降っており、循環路面電車はちょうど時短市内観光にピッタリでした。富山駅で

飲料を買い込み、かがやき号に乗り込み帰路につきました。

今回は初めての北陸地域で足早に巡りましたが、100名城5城、続百名城2城と、とても充実した旅でした。

みんなの九州きっぷで武雄♨️別府♨️からの熊本城

Gポイント

今回、九州に行くのにはある大目的がありました。それは熊本復興のシンボルともいうべき、豊肥本線の全線開通の路線を乗ることです。

災害から4年と3ヶ月強の時間をかけ、大分と熊本を結ぶ線路が再び。コロナや豪雨と異常な世の中ですが、以前から熊本復興支援していたドアラボーイは行くしかないと一人旅を決行しました。

ジェットスターの窓からは九十九里浜が映ります。

成田第3ターミナルでピーチを見られるのは10月末まで。冬季からは第1ターミナルに出戻りだそう。

予定より早く福岡空港に到着したため地下鉄一本で天神、ランチタイムに直行。サバ焼き定食いただきました。九百円税込、メニューはサバ焼きのみです。

さらに、ひょうたん寿司に大砲ラーメンまで食べて博多の味を満喫します。

新幹線のぞみで小倉まで移動、白山頭で名物100円のどごし生二杯とチャンジャ(330円→税金とるのね。)娘娘(店主が不機嫌で最悪)で肉焼飯(450円小盛)、宝雲亭でチャンポンと北九州を食べまくり、翌朝からの特急の旅に備えます。

8月8日から開通する豊肥本線を1日一往復する特急あそぼーいの指定席が奇跡的に一席空いており取得できました。

みんなの九州きっぷの指定席は6枚まで取れるのですが、JR九州(西日本)管内できっぷを提示してからでないと指定できません。完全に出遅れなのですが、一人旅のメリットを最大限に活かした形になりました。

さて、特急あそぼーいが別府を出発するのは夕方です。時間があるので温泉巡りをしましょう。まずは小倉5:23発①きらめき1号

早朝しかない特急です。日中はソニック号がカバーしています。6:17博多着。

②かもめ3号6:33発

7:21肥前山口着。

925M7:24発武雄温泉7:40着。

で1時間武雄温泉に浸かります。来たことがあるので、場所や時間配分はバッチリ。長崎方面は大雨で遅延発生してました。

武雄温泉駅8:50③みどり6号で発ち、鳥栖に9:30着。中央軒でシウマイを購入し9:50発④ゆふいんの森1号に乗り込みます。


久大本線も2020年7月豪雨で被災しましたが、豊後森駅まで8月8日に開通、その先、向之原まで不通ですが由布院まで連絡バスで移動できました。

豊後森駅では通過駅にもかかわらず、歓迎イベントを開催しており、地元の野菜をプレゼント、バスの中で美味しくいただきました。

30分せず、由布院バスセンターに到着。以前来たときには休みだった引馬車が観光してました。


由布院駅の身動きできない車両を見学するだけで由布院は発ち、亀の井バスで別府に向かいます。(940円)

行きつけ?の不老湯で汗を流します。自称不老倶楽部会員です。別府の温泉は最高です。

あそぼーい号にはまだ時間があるため、⑤ソニック23号別府14:28発で移動、 石丸謙二郎のアナウンスを聞きながら車窓を眺め14:37大分駅に到着。

アミュプラザできっぷ特典500円の金券をゲット、つまみに充てます。

⑥あそぼーい号大分15:25発に乗り込みます。

さすが豊肥本線開通日の特急は鉄ちゃんが集っております。飲み鉄のドアラボーイですが、さらに強烈なのもおり、燦燦飄々。指定座席に荷物は置いたものの、圧倒され座っておれず、フリースペースのベンチで車窓を楽しみました。

ドアラボーイが乗るあそぼーい号は熊本に18:29分ほぼ定刻に到着。特急の旅第1日目は13時間をかけ終了です。

熊本で定番の[ねぎぼうず]居酒屋でサイコロマグロ炒めと丸干しを淡麗で流し込み、これまた定番の[桂花]のコケイカをいただき宿で眠りにつきました。

翌朝、熊本城下の散策をしてキャッスルビューでの朝食を満喫します

左の写真は本丸の西北側にある宇土櫓(うとやぐら)です。築城当時の姿を保っている唯一の多重櫓です。3重5階地下1階のつくりで天守に匹敵する規模と構造のため、「第三の天守」とも呼ばれます。明治のはじめ頃までは、他にも4棟の五階櫓(ごかいやぐら)がありましたが、現在は宇土櫓だけが残っています。(公式サイトより引用)

ノンビリしすぎたせいか(バスが遅れた)、乗る予定の三角行き普通列車に乗り遅れてしまい、この時間をどう利用しようかと考えます。考えた結果、九州新幹線博多に向かい、本来、肥薩線で乗る特急がカワセミヤマセミしんぺい92号として博多門司港を一往復している臨時特急に乗ることを目的としました。(小目的としてアミュプラザ商品券も卒なくゲット。)

⑦みずほ604号熊本9:33発博多10:08着、博多駅で鹿児島キャンペーンのゆるキャラに出会い 小倉シロヤのサニーパンを購入

、かわせみやませみしんぺい92号10:40発に乗り込みます。鉄ちゃんもいますが、あそぼーい号程の密度ではありません。


折尾まで乗るつもりだったのですが、香椎で停車中に降りることを決め、下りの3223M10:56発に乗り換えました。

⑧さくら409号11:39博多発熊本12:17着。

⑨A列車で行こう3号12:23熊本発に乗り込みます。

終点の三角まで乗りたいのですが、飛行機搭乗に時間の余裕が必要なため、宇土で折り返します。4324M12:37宇土発12:47熊本着、1463M12:56熊本発13:31肥後大津着でみんなの九州きっぷ終了。大津駅からは空港ライナー(無料)で熊本空港に到着。

空港は改装中でラウンジも簡易的です。ビールサーバーは小倉の白山頭のものと同じですが、中身はプレミアムモルツの本物ビール。一杯無料をいただきました。(二杯目以降350円)焼酎サーバーは撤去されていました。残念。

まとまりのない長文になりましたが、特急9本、(うち新幹線2本みずほ、さくら)プラス7日に別料金(2160円)でのぞみ号に乗ったので10本の特急に乗った乗り鉄旅を紹介しました。

みんなの九州きっぷは九州北部を2日間乗り放題なんと5000円、9月末まで土日祝日のみ切符です。マスクを外し、普通に旅に行ける時にはみんなで全九州旅にチャレンジしたい!